ホーム > アウラの商品群 > ペルソナ法 > ペルソナとエスノグラフィー

アウラの商品群

ペルソナ法

ペルソナとエスノグラフィー

新製品の開発過程やブランド管理の過程で開発目的や管理指標がブレてしまうことがあります。
こうなると、作業は滞るしメンバー間の意見や方向性が混乱してしまい、一層、作業が遅れるという負のスパイラルに陥って、抜け出せなくなる危険大きくなります。
そんな時、ペルソナが役立ちます。製品開発やブランド管理に重要な役割を果たします。
ペルソナは開発過程や管理指標がブレた時、混乱した時に「戻るべき基準」となります。
ペルソナはコンセプトや管理指標のように抽象的ではなく極めて具体性が高いという特徴があります。
ペルソナは、「この人(ペルソナ)はどう感じるだろうか?この人ならどういう行動をするだろうか?」が実際の感情や行動として想定できるように、「生きて生活している個人」として作ってあるはずです。
ですから、「戻るべき基準(=ペルソナ)」に戻ったはいいが、それの解釈で議論百出して会議が踊るようなことはほとんど起こりません。

ここで優秀な?ペルソナを作るのにエスノグラフィーの考え方が役立ちます。
具体的には「ペルソナにいかに深く入り込んで(ペルソナを)作るか」ということです。
アスノグラフィーは未開社会を外から観察していても未開社会全体を理解できないし分析もできないという反省から生まれた方法論で、未開社会の中に「棲み込んで、その社会の一構成員」として生活をともにすることで始めて共感的な理解や社会構造の分析ができるというものです。
対象のなかにいかに入り込むかが重要なポイントです。
このような方法を意識してペルソナを作っておけば、あらゆる場面で「生きた判断」ができるはずです。

対象に入り込むレベルはモデレーションの深さとも関係してきます。

ページのトップへ