出版・セミナー情報
このセミナーは終了いたしました。
パッケージングの価値をマーケティングの視点で再構成をめざします。
ネット時代のパッケージングの価値、パッケージの力は何かを考えます。
さらに触覚にフォーカスしてパッケージ価値の「暗黙知」をさぐります。
リサーチャー、マーケターに方の参加をお待ちしています。
パッケージング価値の見直し
パッケージングとは
包装:製品を1単位ずつ包み込み、使用場面で簡単に取り出せる
パッケージング:包装にマーケティング価値を付与する行為
家電製品を包む段ボールは包装(梱包)
家電製品の外枠はパッケージング(洗濯槽むき出しの洗濯機はない、必ず外枠で包む)
森永ミルクキャラメルをひとつずつ包む紙は包装、外箱はパッケージング
(包装とパッケージングは互いに干渉する部分はある)*個包装と外箱(袋)
情報商材にはPK価値は希薄 レコジャケ→CDジャケ→楽曲DLはジャケなし
kindle本は装丁(パッケージデザイン)なし
パッケージングとラッピングの違い
パッケージをラッピングできるが、ラッピングをパッケージにはできない
パッケージングできない(不要)な商品はラッピングでマーケティングする
多ブランドをラッピングするマーケティング
開催日時・場所
日時:2018年10月19日(金) 13:00~17:00
場所:青山B-1インタビュールーム
※最低催行人数;3人
※10月10日締切予定
13:00~14:00 | パッケージング価値について |
14:00~16:30 | インタビュー実施 |
16:30~17:00 | 分析・研究会 |
費用・参加方法
21,600円(税込)/1人
以下の項目を記入してメールでお申込みください。(下記のアドレスどちらでも)
・参加者氏名(複数参加の場合は代表者を含めた人数)
・会社名(請求書宛先)
*参加費は前払いです。欠席の場合は代理出席をお願いします。
10月10日締切予定
アウラマーケティングラボ
東京都練馬区大泉学園町6-19-29
E-mail: auraebisu@gmail.com
オフィスコキリコ
東京都港区南青山2-27-27
E-mail: uhk32900@nifty.com
パッケージング価値は「暗黙知」であるとの仮説
パッケージ(商品)の表面デザインの記憶は極めて「あいまい」
アサヒスーパードライの認知率は100%近い。ビールを飲まない人も店頭で迷わずスーパードライ
を指名できるはず。
ところが、「スーパードライのパッケージの絵を描く」課題はほとんどの人がクリアできない。
スーパードライのヘビーユーザーもデザイナーさんも間違うのは「スーパードライ(SuperDry)」
のロゴが大きく表示されれている絵を描くことである。(正解は商品で確かめてください)
他の商品でも、どれだけヘビーユーザーでもパッケージの絵をある程度正確に描ける人はほぼゼロ。
店頭やECサイトで消費者はどう識別しているのか
顔認識ソフトは99%以上の識別性能を持つらしいが、画像データの100%一致ではなく、「いわゆる特徴量」を抽出して判定しているらしい(詳しいことはわかりません)
消費者もAI同様の論理でパッケージを識別しているのではないか。
このブランドごとの「特徴量」を暗黙知として、これを抽出することをめざす。
パッケージ識別の「暗黙知」として触覚(テクスチャー)を探る
500円玉の表裏の絵柄を描けと言われても描けないが、ポケットに手を入れて触るだけで正確に
500円を取り出せる。
日常的に使う商品のパッケージもそのたびに触っている。
この触覚は、暗黙知そのものだが、それはブランドイメージ(ブランディング)に大きく影響している。
明示的でないだけに一層、認知(ブランドイメージ)の深層に作用していると考える。
店頭で、買い物袋から取り出す時、使う時、保管する時、再び使う時、など触覚は更新される。
さらに携帯(携行)する商品ならこの暗黙知としての触覚の作用が大きくなる。
リエゾンインタビューでパッケージングの暗黙知を探る
目的 |
・パッケージ識別の暗黙知はなにかを探る → 視覚・認知の暗黙知
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商品 |
口腔清涼菓子(フリスク、ミンティア、クロレッツ、の3種) |
内容 |
ブランド識別は何を頼りに行っているか(口腔清涼菓子) |
方法 |
評価グリッド法をリエゾンインタビューで行う
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