出版・セミナー情報
このセミナーは終了いたしました。
<Webサイト評価評価のための調査方法>
Webサイトの評価は、広告コンテンツとサイトのコンテンツに分かれます。
広告は、ほぼテレビCMや平面広告の調査手法が使えますが、サイトそのものの評価のやり方はまだ、確立したものがないのではないでしょうか。
サイト評価の目的はユーザビリティ、遷移分析に分かれるのではないでしょうか。
この2つの測定方法としてNEM指標があります。(それ以外の指標は知りませんが)
今回は、今後増えてくるであろうWebサイトの評価調査の方法論の研究です。
その強力なツールとしてTobii社の新しい製品を使わせてもらいます。
<Tobii ポータブルアイトラッカーとモバイルデバイススタンドキット>
従来は場所の制約が大きかったアイトラッカーがどこにでも持ち出せるようになったそうです。
対象者の自宅の使い慣れたPCで、CLTの会場でも簡単に使えます。
もうひとつは携帯やスマホ、タブレットの調査に使えます。
画面が小さいので記録を取ることもモニターするのも難しかったのですがこのキットで解決できます。
PCからスマホ、タブレットへ仕様の主流が移ってきている現状を考えると必需のツールです。
本セミナーのメリット
- Webサイト評価の方法論が理解できる
- Tobii社の新製品が体験できる
- アイトラッキングデータの使い方がわかる
Tobii社の専門家から指導を受けられます。
開催日時・場所
日時:2012年10月9日(火) 10:00~18:30
場所:Tobii社(五反田)セミナールーム
10:00~11:00 | アイトラッキングデータとインタビューのやり方 |
11:00~12:00 | アイトラッキングの体験 |
13:00~18:30 | 1on1インタビューを3回(3人)実施 |
18:30~ | デブリーフィングと懇親会(予定) |
サイト調査の現状
ウェッブサイトの調査の数が増えてきています。
サイトを運営している会社だけでなく、自社のHPの評価を調査したいという要望が増えています。
ただ、調査会社側では定型的なサイトの評価方法や「指数」的なものは持っていないようです。
我々も断片的な知識を持っているだけです。
一般消費者のウェッブサイト評価の断片的な知見
いままでの経験から以下のようなことが言えそうです。
- Google、Yahoo!からキーワード検索する行動が多い
- ブックマーク行動は少ない。ブックマークが「死に在庫」状態になっている
- トップページを経由しなくなっている
- フラッシュはクリックしない(スキップする)
- ポータル以外のサイトの広告のクリック率は低い
- SEO対策は知っている
- 1画面完結で「スクロール」作業しない人が多い
- 同一サイトで3クリック(3遷移)以内に「目的」が達成しないと逃げる
- 3行以上の文章説明は読まない(SNSは別)
これらのことの検証も今回のセミナーでできるだけやってみたいと考えています。
サイト調査の難しさ
ウェブサイトは流動的
我々が調査する商品やサービスは簡単には変更されません。
パッケージデザインや中身はもちろん、広告の変更でさえ、季節ごとくらいです。
それに対してウェブサイトは頻繁に変更され、変更内容が発表されないこともしばしばです。
そのために調査時点で見ている画面と対象者が評価態度を決めた画面とが同じである保障が全くありません。
サイト画面は一瞬で記憶、判断してしまう(遷移してしまう)
店頭調査でパッケージに注がれる視線は0.4秒程度とどまるだけと言われますが、ウェッブの画面はもっと短い場合がありそうです。
感覚的な評価と認知的な評価に大きなギャップがありそうです。
先に上げたことでサイト内の「広告は見ない」と言う調査対象者も目という感覚器官では「見ている」のかもしれません。
アイトラッキングデータの活用
サイト評価にアイトラッキングデータを活用する
感覚器官の反応である視線と認知レベルのギャップがあることはわかっていますが、「どういうギャップか」ははっきりしません。
今回もTobii社さんのご協力を得て
- ウェッブサイトの消費者行動特性を把握する方法論を考える
- モバイル機器(スマホ)での調査方法を考える
以上の2点をテーマにセミナーを実施します。
費用・応募方法
① 1on1インタビューを担当するコース(3人) 31,500円(税込)
② インタビューはやらないコース(6人) 15,750円(税込)
以下の必要項目と①または②のどちらかご希望のコースを記入して、FAXまたはe-mailでお申し込みください。
|
アウラマーケティングラボ
東京都練馬区大泉学園町6-19-29
Tel 090-2626-2844
E-mail: auraebisu@gmail.com